Milk
こんにちは。Milkです。
この「アンガーマネジメント」に関する話も終盤に差し掛かってきました。

「怒り」の感情は心の痛覚であり、それは「必要なもの」ということは分かりましたね。

→ 「怒り」の感情は何のためにあるのか?

でも、何かとイライラしてしまう。

イライラするから作業が進まない。

どんどんイライラがつのる。

物事が上手く行かなくなってきて、更にフラストレーションが溜まる。

なんだか悪循環ですね。

「怒り」は感じるのは自然なことですが、「怒り続ける」のは少し違います。

なぜなら、その感情を自分で反復し、増幅させているからです。

つまり、自分の中で「痛い!」と感じたことを、何度も繰り返し思い返すという行動をとっています。

どういう行動を避けることで、「怒りの増幅」を止めることが出来るでしょう?

自分の「怒りストーリー」を捨てる

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怒りというのは、「ひどい!」という思いを反映した感情であり、言い換えると、自分が何らかの形で被害に遭っていることを知らせてくれる感情です。

その後、まだ怒りが収まらないのは、現実ではなく「自分が作ったストーリー」に怒っています。

「君! またこんな単純なミスをして。何度言ったら分かるんだ!」

Milk
はい。すいません。

でも、心の中ではイライライライラ・・・

Milk
だってさ。あの上司はいつも言うことがコロコロ変わるから、意味がわかんないんだよ。
それに、「また」とか言ってるけど、この書類を書いたの俺は初めてだぜ?
あと、単純なミスって言うけど、合計でしょう?
今どき手計算でさせるのどうよ?EXCEL使ったらダメとか言う変なルールがあるのが悪いんじゃん。
そもそも、こんな何十行もある表の計算をさせるのがおかしいんだよ。
事務じゃないんだからこんなの俺の仕事じゃないよ。
無駄なルールとかを排除したりするのが管理職の仕事でしょう?
何のための管理職なんだよ!

考えだしたらきりがありません・・・

さて、何に怒ってるんでしたっけ?

最初は、「ミスをぶっきらぼうに指摘された」ということに「怒り」を感じました。

でも、それから後は、自分の様々な思い出や他の事情などを絡めて行って、自分の「怒りストーリー」を作っています。

「怒りストーリー」は自分が作り出したものです。

だから、この「怒りストーリー」を手放すのが大事ですね。

「なぜ相手はそんな言動をとったのか?」に注目します。

すると、何か見えてきますか?

Milk
うーん。
そう言えば・・・これは午後のミーティングの資料で、上司は時間がなくて自分に頼んだんだったな。
それに、そのミーティングはお偉いさんが来るんだった。
とにかく焦ってるんだ。

相手は焦っているので、あたふたしている状態です。

「自分は初めてのことで、あーで、こーで」と話したところで、今はそれどころではないので、更にカッカして怒りをぶつけて来るでしょう。

ここはちょちょいと書き直して、素直に渡した方が良さそうです。

それで、上司の焦りは緩和されるのですから。

そして、自分もそれが終われば「頼まれた仕事は終わり!」と割り切れます。

ずっと「怒りストーリー」を考えなくてもいいわけです。

評価を下さない

この「怒りストーリー」を作り上げていくというのは、結果的に相手に対して「評価を下す」ということも同時にしています。

「あの人はこういう人だ。」

その考えが固定化しますし、「自分も周りから評価されているのでは?」と感じるのです。

なぜなら、自分が他人に対して「評価を下す」という行為をしているからです。

相手を決めつける行為は、自分もそうされているに違いないという不安を駆り立てます。

ですから、「怒りストーリー」と「相手への評価を下す」のを避けることは、自分を楽にするのです。

相手の事情の全ては分からない

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次のことを頭の片隅に置いていて下さい。

  • 「証拠が固まったら怒る」

自分が「被害」に遭ったと感じることにより、「怒り」は出てきます。

その時それが、「意図的に自分に攻撃を加えようとしてとった行為であるか」を考えるのです。

その証拠を考えていきます。

ちょっとしたことにイライラしてしまうなら、「相手が意図的に攻撃しようとしている証拠」を探しましょう。

先程述べた上司は自分に頼み事をして、ミスを指摘して来ました。

ただ、ぶっきらぼうに怒鳴ってきたのはイライラします。

では、あなたの「周りへのイメージダウンをしてやろう」とか、「自分を無能扱いにして解雇してやろう」とか、そんなことをしたくて行った行為なのでしょうか?

焦っていることは様子を見れば分かります。

でも、何を考えているかまでは分かりません。

別の意図があって、焦りながらも「チームに喝を入れたい」という気持ちが曲がってしまって、変な形で出てきてしまったのかもしれませんし、「いつも」と言いながら接触する人が多すぎて誰かと勘違いしている可能性もあります。

「これ!」といった客観的な証拠はなかなか見つかりません。

自分の外側で起こっていることなので、断定できる証拠というものはほぼ見つからないのです。

つまり、「相手の事情の全ては分からない」ということ。

「証拠が固まったら怒ろう」と思って待っていると、結果的に怒るタイミングはやって来ないのです。

その頃には、「いちいち考えるのは面倒くさい」と思っているか、「他のことに時間を割いている方が有益だな」と感じる程度に怒りは収まっているでしょう。

「正しさ」にこだわることをやめる

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意見の衝突はあり得ることです。

では、なぜそれは発生するのでしょう?

答えは簡単で、人それぞれ「自分なりの正義」があるからです。

そして、その正義は個人個人の事情を反映したものになります。

また大事な点として、「世の中には唯一絶対の正義があるわけではない」ということです。

自分の「正しさ」を主張して論破出来たら、それが「正義」という訳ではありません。

ただ単に、相手の主張を抑え込んだというだけなのです。

相手には相手が知っている知識と世界があり、自分にも自分だけが知っている知識と世界があります。

どっちが「正しい」と、白と黒に分けることは無理なのです。

それが分かると、相手は相手なりの「事情(正義)」を主張しているのだなと客観的に見ることが出来ます。

当然ながら、自分も主張をする際には、自分の事情が知らずに入っていきます。

そういうものだと言うことを知っておくことも大事な要素です。

最後に

では、「相手からどんなに酷いことをされても大目に見てあげる」ということでしょうか?

いいえ。それは違います。

「怒りストーリー」という憶測ではなくて、実際に被害が生じたものは対策をとる必要があります。

それは、パワハラ、セクハラ、DV、誹謗中傷など多岐に渡るでしょう。

その時は周りに相談したり、しっかりと根拠を持って訴えることで、適切に対処しましょう。

日常の中で、カッとなったり、イライラしたり・・・

なんだか「怒り」に振り回されていて、上手く行かないと感じたら、今回のような部分を見直してみるのはどうでしょうか。

では、今回はこの辺で。

adios!!


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