怒りを誘発させない「話し方」とは?

Milk

こんにちは。Milkです。
思ったように相手が行動してくれなかったり、今度は相手がキツくものを言ってきたり。
そんなときはもやもやを通り越して「怒り」の感情が出てくるかも知れません。

「怒り」を発生させる要因は、幾つかあることを過去のコラムで挙げました。

一つは、「被害」を受けることで発生する「怒り」。

→ 「被害」から生じる「怒り」とは?

もう一つは、「役割期待のずれ」から生じる「怒り」です。

→ 「役割期待のずれ」から生じる「怒り」とは?

誰とでも仲良くしなければならない、ということもないことも知りましたね。

上手く「役割期待のずれ」の許容範囲を調整します。

さて、イライラしたり、怒ったり、といった感情はストレスの一つの要因になります。

出来ることならば、それは減らしておきたいと思いますよね?

では、自分と相手。

怒りを誘発させない「話し方」というものを考えていきましょう。

最初に念頭に置いておくこと

前提条件として以下のことを理解しておきましょう。

  • 自分にしか分からない事情がある
  • 相手にしか分からない事情がある

この2点です。

どんなに親密な仲(例えば家族など)であったとしても、自分の知っていることと、相手の知っていること全てが通じ合っている。完全に理解出来ている。ということはありません。

ですから、以下のことがポイントになってきます。

「相手に評価を下さない」

相手の事情は分からない所が必ずあります。よって、「評価を下す」という行為は、その部分を知らないのに責めるという、相手への暴力に匹敵します。

「どうして欲しいか」を伝える

f:id:maxminkun:20180416173459j:plain

「評価を下す」というのは、どういうことを指すのでしょう?

例えば、現在起きている問題や行動を話すのではなく、自分の知る限りの情報を付け加えてしまうパターンです。

「いつも◯◯するよね!」「全然◯◯してくれたことないじゃない。」

このような表現をしてしまうのは、「相手に評価を下す」ということをしています。

「いつも」や「全然~ない」といった言葉は、人格批判をしています。

過去にはそうしてくれた場合もあるでしょうし、自分が知らなかったり気がついていないこともあるかもしれません。

そのように話されると、当然ながら、「いつもじゃない!」とか「この間はちゃんとやったじゃないか!」など、今起きている問題の話し合いからどんどん離れていってしまいます。

今、大切にしたいことは相手に「どうして欲しいか」という部分です。

「私はこのようにあなたを評価していますよ。」ということではありませんし、これを伝えたところで、より関係はこじれていきます。それは攻撃を目的としているからです。

では、どうしたら良いのでしょう?

自分の事情だけを話すということが効果的です。

なぜなら、自分の事情は少なくとも自分は分かっているからです。

そして、自分の「どうして欲しいか」ということを、「私」を主語にして伝えます。

「自分の主張を出したら角が立ちませんか?」

実は、「気持ちを察して欲しい」という方がとても難しく、双方にとってストレスが溜まります。

また、変に配慮して曖昧な言い方をするなどです。

そうすると、「自分が期待した通りに相手が動いてくれない」という状態が発生しやすくなります。

なぜなら、相手はあなたの状況や状態を伝えてくれないと、気づかない、あるいは憶測でしか行動出来ないからです。

ずれが発生するのは必然とも言えます。

相手に頼む時は「依頼」をする

これらを踏まえて、どのように伝えたら良いでしょう?

例えばこのような話し方はどうでしょうか。

「私は今日、仕事をして子供の相手もしていたの。だから体力が限界なの。家事を手伝ってくれるとありがたいんだけど。」

これは、主語を自分にし、「依頼する」という形で話をします。

これには、相手に2つ選択肢を与えることになります。

  • 断る自由
  • 協力の形を変える自由

返答として、「徹夜明けなんだ、自分も体力が限界だ。家事は明日に回そう。」と言ったり、「料理はやり方が分からないんだ。だから洗濯とか他の家事なら出来るのだけれど。」といったやり取りがあり得るでしょう。

さて、NGのパターンはなんでしょう?

それは、「要求する」という形です。

「とにかく今日は大変だったの。あなたは時間があるんだから家事をして!」

状況が分からないというのもありますし、相手のことを憶測で話しています。何より「◯◯しなさい」という命令に近い形の口調になっています。

そうすると、相手は自分の領域に無理やり入ってこられたと感じ身を守ろうとします。

結果的に、協力しようという気持ちではなく、なんとかして拒否しようという行動に出やすくなります。

「自分だって大変だったんだよ。お互い様だ!」

「それぐらいこなせないで、どうやってこれから毎日を過ごすんだ!」

など、本来起こしてほしかった行動からかけ離れて、トンチンカンなやりとりが始まってしまいます。

要求よりも、依頼の方がはるかに望みが実現する可能性が高いのです。

相手がアドバイスを押し付けてくる時

f:id:maxminkun:20180416173830j:plain

今度は、相手から何かを指図されるパターンです。

「アドバイス」と称しながら、かなり強引に行動を強要してくることがあります。

自分が起こしたい行動でもないので、ストレスが溜まりますし、イライラしますね。

では、なぜそこまで執拗に「アドバイス」を押し付けてくるのでしょう。

実は、その人は「不安で余裕がない」という状態なのです。

また、決めつけが激しい人ほど不安が強いという傾向があります。

余裕がないので、今すぐにでも「自分の思う通りに物事が動いて欲しい」と感じているのです。

それが、相手への強制的な「アドバイス」として出てきます。

簡単に言うと、不愉快な(自分本位な)アドバイスは「心の悲鳴」と言えます。

と言うことは、相手を気遣う言葉をかけることで落ち着いてもらうことも出来ますし、単純に「この人は不安なんだな。」と思って、深く考えないことも出来ます。

評価は「ただ単に相手が思ったこと」

時には、あからさまに評価を下されることもあります。

「お前は、いつも無駄なことにお金を使うよね。もっと有意義なことに使いなよ。」

何にお金を使うか。何が好きか。

それは自由なはずです。

「無駄じゃないよ!あなただって、無駄にゲームとかにお金使うじゃない。あれのどこが有意義なの?」と言い返したくなるでしょう。(例えばね。)

そんな時は、「評価に対して評価で返すのは避ける」というのが良いでしょう。

真正面から受け止める必要もありません。

心の中で、「ふーん・・・」と受け流すのがちょうど良いです。

相手に返事をするにしても、「そうか、あなたはそう思うのね。」とか「まぁ、考えてみるわ」ぐらいで良いでしょう。

本当に受け流してもいいの?

今まで、真正面に受けとめてきた方は、「そんな風に受け流してもいいの?」と感じるかも知れません。

アドバイスを強要してくることは以下の状態であることを知っておいて下さい。

  • 現状に耐えられないという相手の悲鳴であり相手側の問題
  • 強要するアドバイスは押し付けられた人の現状を否定する行為である

あなたのためと言いながらも「自分の思い通りにしたい!」という気持ちの表れなのです。

自分にもそのアドバイスを受け入れる、受け入れないの権利があります。

また、相手が相手の領域の中で悲鳴を上げているだけなので、決してあなたの領域が荒らされているわけではないのです。

最後に

まとめるとこうなります。

  • 相手にしっかりと「して欲しいこと」を言葉にして伝える
  • 相手からの強引なアドバイスは「受け流す」方が良い

となります。

変な部分で力を使って疲弊してしまわないように、気をつけましょうね。

Leave a Reply

Your email address will not be published.Required fields are marked *

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。